« 大富豪である秘訣かな? | トップページ | 世界で一番美味しい物 »

インドより ヘロイン中毒を乗り越えて

1129_024 インド、北東部ナガラン出身の友達。

彼は、16歳から25歳まで、重度の麻薬ヘロイン中毒だった。

幼い頃から、全寮制の学校に入れられた彼は、親の愛情に疑問を持って、育った。

心の寂しさと空虚さを満たす為に、ヘロインを打ち始めた。 満足させてくれたのは最初だけだったと、彼は語る。

その後、麻薬は自分に満足を与えてくれなかった。むしろ、空虚さが大きくなるばかりだった。

彼は、女性、暴力、ありとあらゆる事に手を出していった。両親を憎み、酷い暴力をふるい、自分を、全てを破壊しようとした。

警察や、テロリスト達に4度、酷い暴力を受けた。麻薬を絶たす為だった。 ピストルを口に突き付けられて、止める事を誓わされた。 

しかし、どうやっても止める事は不可能で、寂しさと絶望感は積もるばかりだった。

そんな、彼に、転機が訪れた。

ヘロインを打ちすぎて、もう注射器を両腕のどの血管にも打てなくなってしまった。

そこで、彼は腰に打った。

ところが、血管をはずし、とんでもない神経に大量のヘロインを打ってしまった。

彼の足は大きくはれ上がり、酷い痛みで、半年間入院した。 その間全く動く事が出来なかった。 またエイズを持っているのでは、と病院側に疑われ、医者にも看護婦たちにもほったらかしにされた。

半年間、身動きできず、ヘロインも打てず、誰にも相手にされずに過ごした6か月間。

この期間、自分の硬い心を神様に砕かれた。 と思い出しながら彼は語り続ける。

ちょうど、この期間に兄から聖書をもらい、読むようになった。

半年間、動けず、麻薬を手に入れられなかったおかげで、一時的に麻薬を絶つきっかけになった。

彼は聖書に引き付けられ、クリスチャンになった。 

しかし、また、麻薬をやってしまう。 それは本当の根、 子供時代の寂しさと、親へ対する憎しみが、未処理のままだったからだ。

その後、私の働く大学のアムステルダム校で、Adictive Behavior Counseling School (中毒行為カウンセリングスクール) を受ける。 

麻薬を絶つ事を取り扱うのではなく、なぜやってしまうか、何がそうさせるか、心の幼児時代の心の傷を取り扱われ、彼はやっと、麻薬を完全に立つ事ができた。

彼は現在、ハワイのこのキャンパスで、同じ中毒行為カウンセリングスクールのスタッフとして働く。 来年にはインドで同じスクールが開校され、彼もそこへで働く事になる。

「自分は、普通の人より多くの多くの、苦しみと生き地獄を体験した。 だからこそ、大変な所を今通っている人の気持ちが分かる。 なぜ麻薬にはまってしまうかが分かる。 生涯ずっと、麻薬中毒症の人達の為に働き続けたい。」

彼は、麻薬からの解放を代価に、足が一生ビッコになってしまった。

最後に彼が、静かに、しみじみと言った言葉が私の心に今も響く。

「Life is Beautiful」 人生は美しい。

|

« 大富豪である秘訣かな? | トップページ | 世界で一番美味しい物 »

ハートに深呼吸」カテゴリの記事

世界の友達」カテゴリの記事

面白ワイルド」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/179111/4369565

この記事へのトラックバック一覧です: インドより ヘロイン中毒を乗り越えて:

« 大富豪である秘訣かな? | トップページ | 世界で一番美味しい物 »