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2007年5月

NGOグループの紹介

世界の水事情キリバス飲水プロジェクト

私達は、地域に安全な飲水を供給するNGO団体です。 

メンバーは科学者から、弁護士、医療従事者、カメラマンまで様々です。

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実は世界では、汚水を飲水としている事が原因で、1日1万5千人の子供達が亡くなっています。 それは約5秒に一人です。

私達の働きは、地域が安全な飲水を簡単に手に入れる事が出来るよう、科学技術を紹介する事です。 それはその地域の資源や環境に適した技術、地元の手で持続し広める事の出来る技術を紹介し、地元と共に働く事です。

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現在行っているプロジェクトは、南太平洋のキリバス共和国、インドネシアのバリ、そしてハワイ島のマーシャル人地区です。 

その他ハワイの大学内で、飲水供給の為の科学技術セミナーを行っています。

上の写真は、ハワイ島南部にて、雨水貯蔵タンクの建設風景。 ハワイに電気も水道もガスもとおっていない地域があるなんて、私も知らなかった。

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キリバス共和国 飲水プロジェクト

世界の水事情チームメンバー美しい海民家蟹ピクニック食文島の我家祭日キリバス飲水プロジェクトNGOグループの紹介

キリバス共和国で、飲水プロジェクトを行って来た。 この働きは私の所属するNGO団体の働きによるものです。

私達の行った島では、安全な飲み水が無い為、子供達が5人に一人は5歳になる前に死んでしまう。 最初、下痢になり、脱水症状をおこすからだ。 世界ではこの原因で15秒に一人の子供が亡くなっている。 

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今回のプロジェクトの目的は2つ。 すでにある井戸の水質調査と雨水貯蔵タンクの建設です。

この島の井戸の水質調査の結果。

100mlの水に含まれるバクテリアの数は2千から1万2千だった。 

WHOが飲み水として安全と指示する100ml内のバクテリアの数は10以下。 結果を知った島の人達もかなりのショックを受けていた。

水を沸かして飲むように気を付けているが、どうしても子供達はうっかり飲んでします。 またうっかり真水で口をゆすいだり、顔を洗ったりしてしまう。

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島中を自転車で走り回り、沢山の井戸、以前訪れた私達のグループが造った水タンクの検査に行った。 

海抜が10メートルにも満たないこの島では井戸が大変浅く、その為どうしても井戸の水は汚れてしまう。 しかし依然造った水タンクではバクテリアは0から10の間だった。島の人達も普段そこから飲んで、実感している。 

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小学校で2つの雨水貯蔵タンクを、村の男の人達10人の協力のもとで建設した。 私達のグループではこれまで4回チームを送り他の全ての学校、クリニック全てに6つの水タンクを建設していて、この小学校は最後でした。

その場に適した技術を用いる事。

上の写真は砂を網でこして細かくしている。 機械も電気もない島ですが、そこにある物を上手に使って、他所に頼らず、地元の手でタンクを作れるよう、私達の目的はあくまでも紹介する事です。 この他、魚釣りの網でもっと砂を細かくした。

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木の型にシートを巻き、その次に針金で補強を巻き、そこへ手で練ったモルタルを貼り付ける。 乾いたら、内側の枠とシートをはずし中からもモルタルを塗る。

島の人達と私達との共同作業だ。

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出来上がり。

一緒に造った村の男の人達と私達のチーム。 

手前の白いシャツの女性は、この小学校の校長先生で、彼女が男の人達を集めてくれた。 無事2つのタンクが完成した。

実は今回地元の人が協力して下さったのは初めてでした。 依然私達のチームは6つのタンクを作っていますが、いつも地元の人達は半信半疑で他所から眺めているだけでした。 

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 村の人達から沢山の花や手作りの貝殻のネックレス、サメの歯で出来たナイフなどお土産に頂いて、次のチームとバトンタッチ。 

次のチームは雨水タンクの作り方のセミナーをする事になった。 実はそれは私達のこの島での最終目標でした。

私達の働きは、安全な飲み水を飲む為の技術を様々な地域に紹介する事です。 しかし地元の人達が興味を示し、率先しない限りはこの働きは広がりません。

実際隣の島に、ある国の政府が支援をして沢山の洋式トイレを設置したのに、誰もそれを使わないそうです。

次のチームが行ったセミナーには40人近くの人が参加し、その後島の2カ所で、タンク造り協力会が出来ました。 誰かが自分の家にタンクを造る時は皆が来て協力して造るという事に決めたそうです。   

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