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コロラド乱射事件を振り返って

2007年末、コロラド州、デンバーより約120キロ南にある町、コロラド・スプリングスへ約一ヶ月の出張に出かけた。

コロラドという名前の由来は赤色、Color・Redだそうだ。

なるほど赤い岩が沢山。

岩といっても、日本で見る、いわゆる岩とはサイズが違う。

山ほど大きな赤い岩。

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ここはコロラド・スプリングスの名所、Garden Of Gods、神々の園と呼ばれている。

それはまるで、庭園のようだけど、全てが神の造った彫刻のような岩が沢山、ドシン、ドシンと、まるで展示されているがの如く置かれている、というか在るからだ。

他のアメージングな風景写真はまた次の記事で。

ところで、コロラド出張中。

思いがけなく、乱射事件に巻き込まれてしまった。

4人の人達が私の身近で射殺された。

しかもその内二人は私と関わりのある人達で、近くのキリスト教施設で働いていた所を撃たれた。

射殺のあった現場の一つ、ニューライフ教会には実はその日、その時、私も居る予定だった。

あまりに身近だった大きな事件の為、私の心は複雑だった。

しかし、その中で思いがけず、非常に励まされた。

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ここは、乱射事件を起こしたマシューが、最後警備員に撃たれた後、自殺した教会の廊下。

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たった7日前、16歳と17歳の女の子を撃たれ喪ったニューライフ教会。

ここは、日曜日2回の礼拝に分けて、全部で約1万5千人が集まる、この周辺で一番大きなキリスト教会。

教会といっても、日本の教会とは大分イメージが違う。

プロレスのスタジアムのように、真ん中にステージがある。

この日の牧師のメッセージは「試練」

新聞記者が牧師に尋ねたそうです。

「このような事件にあい、あなたの教会は呪われていると思いますか?」

牧師の答え。

「いいえ、新約聖書を見てください。 教会はいつの時代も迫害と艱難に満ちていました。 私達の通っている事は何も特殊ではありません。試練にあう事は、神に呪われているからではありません。」

追悼式では、亡くなったティファニーの親族全員が前に出て話した。

「ティファニーが生きていたら、撃ったマシューを赦す事を望むだろう。彼女の生きたメッセージは人を愛し、赦す事だった。だからその意思を受け継いで、私達はマシューとその家族を赦します。皆さんもどうか、共に赦そうではないか」

そこには、惨劇の後とは思えない、深い感動と静けさがあった。

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同じキリスト者として、改めて自分の信仰を見つめなおす機会となった。

私達の信仰は、決してご利益的ではない。

私達の信仰とは、愛する者の為に命を懸けてくれる神様を主人として、とことんついてゆく事。

全ての憎しみと罪に、究極の愛と赦しをもって打ち勝った神様を主人として、とことんついてゆく事。

そしてこの神に、日々、永遠に生かされているものとして、身をゆだねる事。

私達の信仰は、世の中の憎しみ、殺し合い、貧困、様々などんな困難にも奪われる事のない、永遠の希望に基づいた平安の中に守られている。

思いがけなく遭遇したコロラド乱射事件。

真っ暗闇に思える惨事の中で光る、教会と亡くなったかたの家族の信仰。

困難な中に隠れていた貴重な宝。

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コメント

この岩、、よくぞバランス保ってるね~
上に登って端っこに行ったら、ごろんと傾きそう、、

投稿: ナベショー | 2008年1月27日 (日) 22時52分

ほんとだ!
怖~!
全然考えないで、横を車で通ったよ。
こんな形でいったいどうやってそこに在る事になったのかねー。
山から降ってきて、あんな形で着地したとか???

投稿: なでし子 | 2008年1月28日 (月) 13時28分

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